Kannkyo Day's

ソフトウェアエンジニアの日常系ブログ

2019年4月の読書メーター

4月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:970
ナイス数:142

文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)感想
平成最後の日、令和を迎えるにあたり再読。ハンチントンが言うように、中国の台頭に対して、日本は国家戦略の意思決定を遅らせてるように見える。平成の時代は、米国へのバンドワゴニング戦略で幕を閉じたが、令和の時代にはバランシング戦略に切り替えるのか、はたまた中国へのバンドワゴニングに切り替えるのか。
読了日:04月30日 著者:サミュエル・ハンチントン,鈴木 主税
五輪書 (講談社学術文庫)五輪書 (講談社学術文庫)感想
OODAループの本で紹介されてたので再読。「ある所をしりてなき所をしる、是則ち空也。」というのが宮本武蔵の思想の本質なんだろう。ドイツ人の職人気質にも通ずるところがある。
読了日:04月22日 著者:鎌田 茂雄
リーダーシップ 新装版―アメリカ海軍士官候補生読本リーダーシップ 新装版―アメリカ海軍士官候補生読本感想
リーダーシップを多角的に分析した稀有な本。たかだか254ページで、およそすべての観点からリーダーのあるべき姿を分析している。その内容は、組織メンバーの分析から、リーダー自身の節制、酒癖、食堂のマナーにまで至る。その心は、海軍とは生き方そのものであり、リーダーとは全人格的で一生の修練を要する難事、ということに尽きる。
読了日:04月20日 著者:アメリカ海軍協会
零戦 その誕生と栄光の記録 (角川文庫)零戦 その誕生と栄光の記録 (角川文庫)感想
付箋をつけたところだけ読み返した。読むたびに新しい発見があり、また励まされる。技術者としてわきまえるべき心構えの全てがこの本の中にあるように感じる。堀越の「困難を避けて通らなかったことは、のちのことを考えると正しい判断だった」との言は、全く心に突き刺さる。
読了日:04月10日 著者:堀越 二郎

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