Kannkyo Day's

ソフトウェアエンジニアの日常系ブログ

2019年8月の読書メーター

8月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:3462
ナイス数:548

テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)感想
立ち読みしにくい表紙。
読了日:08月25日 著者:ヤマザキマリ

ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70感想
ビジネスフレームワークの図鑑。聞いたことあるものはだいたい揃ってる。パラパラ読んでいるとわかった気分になってしまうが、案外ひとつずつのフレームワークは奥深いもの。どんどん実践しないと真の理解には至らない。
読了日:08月24日 著者:株式会社アンド

エンジニアのためのデザイン思考入門エンジニアのためのデザイン思考入門感想
デザイン思考とは、ユーザーに共感し、問題を定義し、アイデアを発想し、プロトタイプを作り、テストするという5つのステップを繰り返しつつ、問題の本質を洞察し、ソリューションをデザインする方法論である。主観や試行錯誤が重視されている東洋的方法論と言える。漢方薬とかカイゼン的な。一方、本書の魅力はデザイン思考の解説なんかではなく、東京工業大学の講義録だ。芸大や企業も参加して東工大の学生たちと化学反応を巻き起こす。「ヒゲときどきメガネ」はやりすぎです!先生たちも、本の中で遊びすぎ!
読了日:08月19日 著者:東京工業大学エンジニアリングデザインプロジェクト,齊藤 滋規,坂本 啓,竹田 陽子,角 征典,大内 孝子

絶対ナル孤独者5 ―液化者 The Liquidizer― (電撃文庫)絶対ナル孤独者5 ―液化者 The Liquidizer― (電撃文庫)感想
気付いたらネットでポチってた。読了。
読了日:08月18日 著者:川原 礫

それでも歩は寄せてくる(1) (KCデラックス)それでも歩は寄せてくる(1) (KCデラックス)感想
マガポケで読了。「からかい上手の高木さん」でキュン死ラブコメという新境地を開いた山本崇一朗氏の新作。ラブよりコメディ要素が強く、サラッと読めるのが特長。毎話で必ず読者をキュン死させるオチの付け方は妙技である。
読了日:08月18日 著者:山本 崇一朗

デザイン入門教室[特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~ (Design&IDEA)デザイン入門教室[特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~ (Design&IDEA)感想
デザインのほぼすべての要素(文章、写真、画像、ロゴ、チャート)について、レイアウトと配色の基本を学ぶことができた。ただし、それぞれのデザイン要素について詳解されていないので、必要に応じて別途深堀して学ぶ必要がある。本書では、説明に数式や法則を多用し、システマチックで工業的なデザインを良しとする。感覚的で主観的なデザインに比べると、万人にわかりやすく身につけやすい言える。まさに著者が想定する読者像「デザイナー一年生」向きの本と言って良い。
読了日:08月16日 著者:坂本 伸二

図説 紅茶 (ふくろうの本)図説 紅茶 (ふくろうの本)感想
世界の紅茶スポットの紹介と中世ヨーロッパの茶器の紹介が特徴的。あとは世界の喫茶習慣の紹介では、北ドイツのオーストフリーラントやロシアといった日本人に馴染みのない地域を紹介していることが面白い。サクッと読めた。【追記】世界の紅茶スポットを地図にした。 ー https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1B0g5oFU_QUvbbZZX1-lwxXCQcPymc79r&usp=sharing
読了日:08月16日 著者:Cha Tea紅茶教室

ツウになる! 紅茶の教本ツウになる! 紅茶の教本感想
なぜに秀和システムが紅茶の本を出したのか?という根本的な疑問を抱きつつ読了。あの「午後ティー」で有名な磯淵氏による紅茶の解説書。紅茶と食事の食べ合わせとか、マニアックな飲み方とか。実生活で紅茶を楽しむ情報が充実していることが特長。もちろん紅茶の歴史とかのウンチクも完備。 【追記】 紅茶の歴史をインフォグラフィックスに整理した。 ー https://codepen.io/kannkyo/full/xxKVVde
読了日:08月15日 著者:磯淵猛

比較でわかる初心者デッサンの教科書比較でわかる初心者デッサンの教科書感想
どうしたら上手くなるのかはわかったが、できる気はしない。
読了日:08月13日 著者:美学館デッサンスクール

宇宙ビジネスのための宇宙法入門 第2版宇宙ビジネスのための宇宙法入門 第2版感想
改定部分だけざっと読んだ。国際法はほぼ変わらず。国内法な宇宙法、宇宙活動法、リモセン法が整備されたのでその話が追記されていた。とりわけ宇宙活動法で属地主義を徹底して採用したことが注目に値する。
読了日:08月12日 著者:小塚 荘一郎,佐藤 雅彦

なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉感想
これは、一読だと消化しきれないな。たかだか300ページ程度によくこれだけのエッセンスを盛り込んだなぁ。要は、筆者がデザイナーの7つ道具と呼ぶテクニックを駆使して、字、グラフ、写真などのデザイン要素をいかに魅せるか、ということが書かれている。が、その内容は要約しきれないくらい多岐にわたる。もう一度読みたくなる一冊。
読了日:08月12日 著者:筒井 美希

7日間でマスターする配色基礎講座 (DESIGN BEGINNER SERIES)7日間でマスターする配色基礎講座 (DESIGN BEGINNER SERIES)感想
初版が2000年なので、流石にデザインの例が古い。ただし、配色の原理原則は未だ変わっておらず、本書の配色理論も色あせていない。配色の基本原則は、複数の色の3属性と位置関係を対比的に使って、自分の伝えたいイメージを具現化することである。この際、イメージの強弱に従って対比の量を調整することが重要。間違えると、一気にダサくなる。
読了日:08月12日 著者:内田 広由紀

欧文書体 2 定番書体と演出法 (タイポグラフィの基本BOOK)欧文書体 2 定番書体と演出法 (タイポグラフィの基本BOOK)感想
20世紀の書体デザイナーの巨匠へのインタビューを含む定番書体とその使い方に関する詳解書。紹介されている巨匠は、Adobe Garamondのロバート・スリンバック、Palatinoのヘルマン・ツァップ、UniversやOCR-Bのアドリアン・フルティガー、Galliardのマシュー・カーター。それぞれアメリカ、ドイツ、スイス、イギリスを代表する書体デザイナー。特にOCR-Bはバーコードの数字の世界標準、Adobe Garamondは著者調べでは日本で最もよく使われる書体の1つ。
読了日:08月11日 著者:小林 章,監修=嘉瑞工房

欧文組版 組版の基礎とマナー (タイポグラフィの基本BOOK)欧文組版 組版の基礎とマナー (タイポグラフィの基本BOOK)感想
欧文組版の入門書。欧文組版は、書体の選択、記号(約物と呼ばれる)の選択、字や行の位置調整、版面のデザインなどをすることを指す。ロゴや論文の書き方など応用の幅は広い。
読了日:08月11日 著者:高岡昌生

欧文書体―その背景と使い方 (新デザインガイド)欧文書体―その背景と使い方 (新デザインガイド)感想
欧文書体の基礎知識、選び方及び楽しみ方に関する本。2005年初版を中古で買ったが、全く安くなってなかった(笑)。まぁ良書の証拠か。初心者向けに書かれていて、非デザイナでもスッと理解しやすい。しかしながら、実務レベルで「こんなときどうする?」という疑問への答えにはならない。あくまで導入編という位置付け。
読了日:08月10日 著者:小林 章

白文攻略 漢文法ひとり学び白文攻略 漢文法ひとり学び感想
読み終わった。要旨は以下。漢文は、現代中国語とは異なる。語順は、事物の生起順、目的語後置、修飾語前置、否定詞前置を原則とする。また、特筆すべき特徴は、平仄と仮借である。漢文では、簡潔かつ調子良く表現するために、同じ意味の違う漢字を用いて調子を整えたり、近い発音の別の意味の漢字を用いたりする。
読了日:08月08日 著者:加藤 徹

武士道 (岩波文庫 青118-1)武士道 (岩波文庫 青118-1)感想
新渡戸稲造が1899年に著した”Bushido, The soul of Japan”の和訳。要旨は以下の通り。武士道の淵源は、仏教、神道、孔孟の書の教えを実践躬行するにある。その特性は、義、勇、仁、礼、誠、名、忠である。これらの特性は、武士道の道徳体系そのものである。武士は、教育及び訓練により道徳体系を会得すると同時に行為規範としての克己、切腹及び仇討を学ぶ。これらの道徳体系と行為規範は、聖書や騎士道とも類似性がある。武士道はいずれ忘れられるだろうが、その教えは桜の香のごとく世界に残るだろう。
読了日:08月04日 著者:新渡戸 稲造

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