Kannkyo Day's

ソフトウェアエンジニアの日常系ブログ

2020年9月の読書メーター

9月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:800
ナイス数:72

リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとはリーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは感想
フォロワーシップの本。前文にあるように初版出版時点だとフォロワーシップの認知度は低かったろう。よく出版したなぁ、と感心。XXシップは、自分と相手の立場がフォロワーとリーダーのどちらかで、2x2=4通りある。従来はリーダーから見たリーダーシップしか議論されていなかったが、本書はリーダーから見たフォロワーシップを主題とする。本書をフォロワーの立場に立って読むと、「やりました感に陥るな」とか「失敗を恐れるな」とかお説教感がある。また勝手なこと言ってらぁ、と思わなくもない。まぁご愛嬌ね。
読了日:09月20日 著者:中竹竜二
Ansible実践ガイド 第3版 (impress top gear)Ansible実践ガイド 第3版 (impress top gear)感想
Ansibleの特徴はSimple, Powerful, Agentless。Orchestration, Configuration Management, Provisioning の3種類のタスクをより簡便に実現している。とにかく、カンタンに自動化してくれるし、RedHat, inc.が商用版を提供しるから、OSS版もサポート手厚い。
読了日:09月12日 著者:北山 晋吾,佐藤 学,塚本 正隆,畠中幸司,横地 晃
モダン・ソフトウェアエンジニアリングモダン・ソフトウェアエンジニアリング感想
ソフトウェア工学をまともな学問にする。”世界で最もクレイジー”な状態にあるIT業界に一石を投じたEssenceの解説書。Essenceは、ソフトウェア工学的なプラクティスを統一的に記述する言語である。これにより全く異なるプラクティスを、比較、統合が容易となった。例えばアジャイルとマイクロサービスを比較したり、統合したりできる。ただし、良い点ばかりではない。Essenceは、真新しい図法や、珍妙な用語が多く、はっきり言って分かりにくい。Essenceはゴールではなく、スタートなのだ。
読了日:09月12日 著者:Ivar Jacobson,Harold “Bud ”Lawson,Pan-Wei Ng,Paul E. McMahon,Michael Goedicke
ビジネス価値を創出する「匠Method」活用法ビジネス価値を創出する「匠Method」活用法感想
いまいちピンとこないな・・・。匠メソッドが扱う範囲が広すぎるんじゃないかな。SysMLとビジネスフレームワークをごった煮してる感じがする。良くも悪くも、ひとつひとつのモデリング手法は簡潔で軽い。大規模にやるモデリングではない。モデルの表現方法は直感的でわかりやすい。パワポに出てきても違和感はない。その点は、SysMLのような記号的技法より優れていると言える。
読了日:09月01日 著者:萩本 順三

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