Kannkyo Day's

ソフトウェアエンジニアの日常系ブログ

2022年8月の読書メーター

8月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1091
ナイス数:70
そのミス9割がヒューマンエラー
そのミス9割がヒューマンエラー感想
ヒューマンエラーの要因を年齢、心理的負荷など10種に分類し、独自の調査結果からエラーを生じうる行動をKRSモデルを含む15種に分類。個人と組織のエラー対策を紹介。個人はセルフチェックが主。組織は5S、KY、ヒヤリハットなどの啓蒙策と洞察、アセスメントなどのスキル向上策の2種。スキルの一種として、エラープルーフ、プールプルーフ、フェイルセーフ、FMP分析を紹介。
読了日:08月11日
著者:大野 晴己

Safety‐1 & Safety‐2―安全マネジメントの過去と未来
Safety‐1 & Safety‐2―安全マネジメントの過去と未来感想
Safety1は失敗の極小化、受動的対策、失敗と機能不全に依拠する事故分析。Safety2は成功の極大化、能動的対策、結果に依存しない因果分析。Hale,Hovdenは1979(スリーマイル原発事故)までをFMECA等でシステミックに対策する技術の時代、1979~2000までをヒューマンエラーを対策する人的要因の時代、1986年(チャレンジャー号、チェルノブイリ)以降を組織を対策する安全マネジメントの時代、と区分した。
読了日:08月11日
著者:エリック ホルナゲル

ヒューマンエラー防止の心理学
ヒューマンエラー防止の心理学感想
手順で安全を担保する管理的安全(セーフティ1)と創意工夫で想定外の事態を乗り切る想像的安全(セーフティ2)がある。ノーマンのATSシステム、ヒューマンエラー研究の大家リーズンのSRKモデルとパフォーマンスレベルの分類。
読了日:08月11日
著者:重森 雅嘉

GitHub実践入門 ~Pull Requestによる開発の変革 (WEB+DB PRESS plus)
GitHub実践入門 ~Pull Requestによる開発の変革 (WEB+DB PRESS plus)感想
gitの無料教育コンテンツ、ProGitとLearnGitBranchingは初めて知った。また、GitHubに画像の変更をコミットする機能があるとは知らなかった。他は既に知っている内容。
読了日:08月06日
著者:大塚 弘記

ソフトウェア品質を高める開発者テスト 改訂版 アジャイル時代の実践的・効率的でスムーズなテストのやり方
ソフトウェア品質を高める開発者テスト 改訂版 アジャイル時代の実践的・効率的でスムーズなテストのやり方感想
Dorothy Graham の テスト自動化レベルの論文に関する言及や、変更が多いファイルに不具合が多いと言う2:8の法則の紹介、ミュータントテストの解説など。わりとマニアック系のテストの話が詰まっている。ソフトウエア品質で博士号を取得した筆者ならではの視点だ。
読了日:08月06日
著者:高橋 寿一


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