Kannkyo Day's

ソフトウェアエンジニアの日常系ブログ

2023年2月の読書メーター

2月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1128
ナイス数:45
アジャイルメトリクス
アジャイルメトリクス感想
アジャイル開発ではDevOps開発基盤とでもいうべき開発を自動化・効率化するためのツール群を使用することが少なくない。筆者は、これらのツール群で半自動/自動で収集/可視化できるメトリクスを最大限活用するいくつかの具体例をツールの画面例を見せながら説明する。残念ながら、本書には具体例があるだけで答えは書いていない。定量分析に”銀の弾丸はない”、というのが筆者の思いなのだろう。それにしてもベスプラぐらい書いても良さそうなモンだが、これを読んで一体どうしろというのか・・・。
読了日:02月11日
著者:Christopher W.H. Davis

ソフトウェアテストをカイゼンする50のアイデア
ソフトウェアテストをカイゼンする50のアイデア感想
50個のアイデアがざっくばらんすぎることと、翻訳のせいかあまり目にしない言い回しが多く、読みにくいことこの上ない。
読了日:02月11日
著者:Gojko Adzic,David Evans,Tom Roden

ちょうぜつソフトウェア設計入門――PHPで理解するオブジェクト指向の活用
ちょうぜつソフトウェア設計入門――PHPで理解するオブジェクト指向の活用感想
硬派なソフト工学の棚で異彩を放つ萌え萌え表紙。やや手に取るのを躊躇うビジュアルに「ちょうぜつ」と書かれては、手に取らざるを得ない。しかし、目次をチラ読みしてガックリ。SOLID、オブジェクト指向UMLなど使い古された内容が並ぶ。まぁ、超絶技巧よりも基本をしっかり身に付けるのは大事だよね、ってのはわかるけどさ。そして、本文に絵が少ない上に、文章はわりとガチ。これじゃあ拍子抜けだよ〜。表紙だけに。
読了日:02月11日
著者:田中 ひさてる

AIOps入門
AIOps入門感想
筆者いわく、AIOpsとはAIを活用してIT運用を効率化・高度化することらしい。AIOpsの機能は、データ収・蓄積集、分析、実行、コラボレーションの4つに分類されるという。Elastic社のELKスタックとかGrafana社のObservability と言わんとすることはあまり変わらない。挙げていた事例もZabbixからCloud Watchに換装してAIを使用したSaaSを活用しようぜ、というだけだった。主張としては、あまり目新しさがなく、面白くない。パラ読みで十分だろう。
読了日:02月11日
著者:増田みさお,劉功義,伴俊秀,山田大輔


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