Kannkyo Day's

ソフトウェアエンジニアの日常系ブログ

2022年12月の読書メーター

12月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:605
ナイス数:32
ソフトウェアテスト技法ドリル【第2版】: テスト設計の考え方と実際
ソフトウェアテスト技法ドリル【第2版】: テスト設計の考え方と実際感想
ゴリゴリのプログラミングの本棚で、日科技連の本とは珍しい。著者は、点、線、面、立体という4つの視点で既存のテスト技法を整理している。非常に珍しい整理方法だ。本書では、CEGTest、PictMaster、GIHOZといったテスト設計ツールの紹介や、著者が考案した組み合わせテストの設計技法であるHAYST法の紹介など実務的な手法が具体的に紹介されている。品質工学で著名な富士ゼロックス出身の筆者らしい実務的な視点と言える。
読了日:12月30日
著者:秋山 浩一

単体テストの考え方/使い方
単体テストの考え方/使い方感想
テストプロセスに着目する本は多いが、本書のように単体テストフェーズにおけるコーディングに着目した本は少ない。本書は、単体テストに対する学閥(テストケース間を分離する古典学派と、SUTを外部依存から分離するロンドン学派)の紹介から始まり、単体テストデザインパターンであるAAAパターンや、ソフトウェアのヘキサゴナルアーキテクチャまでを詳解する。単体テストでは、プログラマーはテストだけでなくソフトのアーキテクチャにも気を配り、場合によってはソフトを修正する。本書は、そのような実務的な観点を踏まえ幅広く論じる。
読了日:12月30日
著者:Vladimir Khorikov


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